くすりと笑える 薬の名前ブログ

病院薬剤師のふーちょがお薬の名前の由来にフォーカスしていろんなお薬を紹介します!

アデホスを 読み間違えて 笑われる

アデホスを 読み間違えて 笑われる

 

今日のお薬はこちら

 

商品名

アデホス

成分名

ジピリダモール

効能効果

眼精疲労など

名前の由来

Adenosine triphosphateから下線の部分を取って命名した。

(医薬品インタビューフォームより)

 

 

どんなお薬?

 ふーちょ、正直よく分かっていません。。。血行を良くする・・・とか・・・なんとなく元気になる薬・・・という認識です・・・すみません。めまいなんかにはよくメチコバールと一緒に処方されているのを見かけます。

 

注意点は?

 んー、効果もあるのかないのかよく分からないお薬なので副作用もあってないようなものではないでしょうか。(正確な情報はふーちょのページには期待しないでくださいね><

 

アデホスとの思い出

実習生時代に

 我々は薬学部の5年生になると病院と薬局に実習に出かけます。病院実中に調剤室から実習生の控え室に帰ってきた同期が「ねぇ!今日すっごい面白い名前の薬見つけたんだよ!!」と、とてもうれしそうに話し出しました。私達みんな振り返って「なになに?」ときくと、その同期は自信満々で「アホデス!!!!」と・・・。

アホはおまえだ

 我々はみんないっせいに「アホはおまえだわ・・・」と突っ込みました。懐かしい思い出です。それ以来アデホスを見るたびにこの「アホです事件」を思い出してしまいます。

そんな同期も

 ちょっとおっちょこちょいな同期くんでしたが、とっても優秀でその後大学院にすすみ、博士号を取得し、今は同じ病院で働いています。いまだに「アホデス」の件がでるたびに恥ずかしそうに笑っているかわいい同期です。

とはいえ・・・

薬の名前の読み間違えはよくあります。私もなんどそれで先輩方に笑われたことか。だから患者さんが時々くすりの名前を間違ってよんでいるのもいたしかたないなぁと思って聞いています。

 

ふーちょの思い

 本当に申し訳ないのですが、このお薬に対しては毒にも薬にもならない、という印象です。や、ちょっと効くサプリくらいかな?でも古くから愛されてるお薬ですし、なんといっても調剤するたびに学生時代の懐かしいエピソードを思い出してほっこりさせてくれるお薬ですのでこれからもぜひぜひ活躍し続けて欲しいですね。